みなさんこんにちは、長坂です。
今日はちょっと真面目な話。
ユニコーンの経営理念の中に「個人の力を結集する」という言葉があります。
個人の力ってなんかすごいなと思い始めたのは、2009年頃です。
ちょうどツイッターが流行り始めた頃で、ビジネスに使えないかなと思ってツイッターを始めました。
最近はだいぶ変わりましたが、当時は結構みんな仲がいいというか、「知らない人でもみんなつながったらトモダチ」みたいな雰囲気でした。
実際に、ツイッターでつながったのがきっかけでリアルにお友達になった方もいます。一緒に仕事をしたことも。
盛り上がりだすと瞬間風速的に拡散してうぉーってなる。まさにうねるって感じでした。
知らない人同士なんだけどつながって生温かい雰囲気で楽しかったのです。
そのあと、ちょっと熱が冷めて距離を置いていた時期があったのですが、とあるニュースでまた注目することになりました。
当時のことをまとめている記事がありました↓
簡単に言うと、ある人がツイッターに「出産費用がかかって大変だから助けてほしい」という書き込みをしたら、みんなが振り込んでお金が集まったという話です。
話の内容の是非とか、倫理観とか、そんなのはどうでもよくて、大切なのは
見ず知らずの人に対して、みんながお金を出し合ったという事実です。
ノリなのかもしれません。でも、ノリだけで「振込をする」という行動にはなかなかならないはず。
ノリに加えて「自分もいいことができるかもしれない」という気持ちが、振り込んだ人の心の中に多かれ少なかれあったからだと思います。
もはや、これまでの常識では考えられない新しい時代に突入している。
お金の意識、人を助ける行動、ネットの使い方、いろいろなことが。
そんなことを感じました。
私はここからクラウドファンディングに興味を持ちだしました。
これまでは、あまり「個人の力を結集して何かを成し遂げる」ということは主要な発想ではなかったように思います。
どちらかというと、企業が個人に働きかけてブームを作り出す、企業主体で何かを動かしていく。
個人の力の予兆は10年以上前からありました。
企業がプロモーションをしてもモノやサービスが思うように売れなくなった、トレンドが作れなくなったと悩み始めていました。
逆に、個人の口コミから人気になる商品やサービスが出てきたりして。
ツイッターは、そんな個人が集まって「うねる」ほどに流れを作り出す雰囲気を作り出したと思います。
そしてクラウドファンディングは、それに「お金」の力が加わり、より社会的なトレンドを作り出すようになりました。
でも個人の力が動き出すきっかけは、やっぱり
「応援したい」「力になりたい」「助けたい」
こんなキーワードなのだと思います。
株式投資型クラウドファンディングは中長期的に株式を保有し続けるので、投資した人は何らかのリターンは期待します。
でもそれでも、単なるリターンだけでない、そもそもの人の持つ「応援したい」「力になりたい」「助けたい」を実現する場であることは間違いない。
個人の力が企業を動かしていく。そんなことになったらいいなと思います。
そうそう、7日からメール配信を始める予定です。
株式投資型クラウドファンディングとか、クラウドファンディングとか、株式投資とか、ユニコーンとか、長坂とか、わかりやすく説明していきます。
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読んでくれてありがとう。